農家による直売は、有益な現金収入獲得の手段であり、消費者にとっても、新鮮な野菜を安く入手できるWin-Winの形態といえます。しかしほんの一部の不良者による商品の盗難や代金の未回収は、生産者の心を傷つけ、直売を敬遠することになり、結果的にそのつけを消費者が担うこととなっています。
バーチャル八百屋スマート直売BOXプロジェクトは、決済方法に電子マネーシェアトップであるPayPay決済を用いて、ユーザーを選別し現金の取扱を無くすことで、上記問題点をヘッジしたシステムとなっています。
直売所を運営する農家のための電子決済システムですが、花束、酒類、加工食品、などの物販にも応用可能で、冷蔵ケースにボックスを入れれば冷凍餃子や生鮮食品の販売も可能と考えています。
動画に登場する展示のシステムは、直売所に電源とインターネットがあることを前提に稼働しています。しかし、直売所の現状を鑑みて、電源なし、インターネットなしでも運用可能なダイヤルロックによるシステムが存在し、こちらの方が小規模農家には実用的かと思います。
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